保育園の一日(デイリープログラム)とは、子ども達が、心身共に健康にいきいきと過ごせるためにあるプログラムです。
私達、人間の体には生まれた時の新生時期より体内時計がセットされていると言われています。
ホルモンの分泌、睡眠、目覚めなどが24時間(1日)のリズムとして、繰り返し機能しているのです。
子ども達が心身共に健康に生活するためには、子どもの生活の中心となっている、“食事”“遊び”“睡眠”のリズムを私達大人(家庭と保育園)が協力して整えていってあげることが大切です。又、各年齢によっては発達の違いもありますので、各年齢に合ったデイリープログラム(1日の流れ)に沿って生活し、規則正しい生活リズムを作っていくこともとても大切です。
★ゆったり授乳と楽しい食事を!
乳幼児期の栄養はもっとも基本的な生命保持のために必要なものであり、順調な発育、発達に大きく影響します。
食事の間隔(おやつも含めて)は消化吸収の生理的リズムに合わせ、自然にそった間隔で設定します。夕食が夜おそかったり、朝食ぬきであったり、あるいは、日中に食事の時間がつまっていると、生活リズムが不自然になってきます。楽しく食事をとるためには、睡眠のリズム、食欲のリズム、そして遊びのリズムを家庭と保育園の中で整えていく必要があります。
<気になる子どもの欠食>
最近、朝食を食べて来ない子どもが増えています。
その理由としては、家庭生活の変化に伴う、生活時間の変化があり、家族全員の問題とも考えられます。朝食を欠食することによって、どのようなことが、起こるのかを理解し、日頃の食事を大切にしましょう。
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朝食欠食は体温が上がりにくい
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脳は1日約150gのグルコースを必要とするが、肝臓の貯蔵量は一食で50gが限度といわれています。したがって順調に脳へエネルギーを送るためには、150÷50=3となり1日3食の食事が脳を順調に働かせることになります。
欠食すると脳へのエネルギーが減少しているために働きが鈍くなります。
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長時間の空腹では食べ物の吸収がよく、インスリンの分泌が高いため肥満になる可能性が高い。
※上記のように、朝食欠食にはこのうような弊害もあるのです。
★子どもにとって遊びが生活!
乳幼児にとっての生活は、生理的欲求の充足と遊びがすべてと言えます。中でも「遊び」は子どもが中心(主体)となって、自由な心の意欲から生まれたものであることが望ましいのです。一人で黙々と遊んでいるときは、自分だけの世界を広げて楽しんでいるのでそっとしておいてあげましょう。
又、天気の良い日はできるだけ戸外などに連れて行き、たっぷりと外遊びをさせてあげましょう。この時期は、からだを思いっきり動かして遊ぶことが何よりも大切です。
子ども達は、遊びを通じて、運動能力、知的発達、手指の操作など高めて行きます。又、探索心、好奇心を満たし、いきいきとして遊ぶことは、精神的な健康の維持にもつながるのです。そして、十分に遊ばせると、おなかもすいて、よく食べられるようにもなります。
★寝る子は育つ!
生まれたばかりの赤ちゃんは、ほとんど1日中眠って過ごします。はじめのうちは、昼夜区別のないような生活を過ごしますが、しだいに昼間の目覚めの時間が長くなり、やがて昼の生活が、かたちづくられていきます。心地良い眠りが機嫌の良い目覚めをもたらし、いきいきとしたはたらきが、外界へ向かって活動をはじめます。
ノンレム睡眠と夢をみるといわれているレム睡眠といった生理的な睡眠中のリズムはほぼ一定ですが睡眠のパターンには個人差があります。
熟睡型・浅眠型、長い睡眠時間を必要とする子、睡眠のくり返し、音や光や空気の動きへの敏感さなどさまざまです。お昼寝の時間は、心身の安静をたもつ(疲れをいやす)時間としてとても大切な時間なのです。しかし、保育園での睡眠時間(お昼寝の時間)だけ毎日決まった時間に寝たとしても、家庭での睡眠時間が崩れていれば意味がなく、睡眠時間のズレは生活リズムが乱れる原因ともなるのです。
例えば、夜中に起き出して遊ぶような場合は、生活のリズムが崩れています。早起きをさせて、リズムを調整してあげましょう。
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