説教抜粋

毎週の礼拝説教の抜粋を掲載しています。聖壇を飾るお花、教会の様子なども掲載します。

2018年06月17日 ( 日 ) 6月17日の説教抜粋


 

 
 
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6月17日説教抜粋
「サウロがパウロと呼ばれた日」
使徒言行録 第13章1−12節
アンティオキアの教会はとても羨ましいところでした。なんと5人もの伝道者、すなわち「預言する者や教師」がそろっていたのです。もしかすると、それほどアンティオキアの教会は大きくなっていたのかもしれません。キプロス島出身のバルナバ、「ニゲルと呼ばれるシメオン」、ニゲルは語感からも分かるように黒い人という意味です。彼はアフリカ出身ということが予想されます。「キレネ人のルキオ」。キレネも北アフリカにある町、ルキオはラテン語の名前。ということは異邦人からの改宗者であると予想されます。さらに「領主ヘロデと育ったマナエン。」この領主ヘロデはヘロデ・アグリッパのことでしょう。マエナンはローマ育ちだったのではないか、と想像されます。そして「パウロという名のサウロ」。異邦人である多彩な人物たちがアンティオキアの教会を支えていました。「そのうちのバルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。わたしが前もって二人に決めておいた仕事にあたらせるために。」という聖霊のお告げによって、サウロとバルナバが選ばれたのです。二人が教会のために誰よりも働いていたと思われるのに、彼らが選ばれました。伝道のために選ばれたのです。このところを説教する牧師の説教をいくつか読みましたが、誰もが口をそろえて言うことは、折角こんなに伝道者がいるなら、自分の教会の宣教ために伝道者を使う、結果の分からない宣教力にバルナバとパウロを送り出すことはない。彼らは教会にとってなくてはならない宣教者だった。それなのに教会は彼らを送り出した。なぜか…それは、聖霊の神が満ちて、教会の祈りが一致したからだと語られていました。
聖書の後ろの地図を見ると、アンティオキアからキプロス島を経てギリシアの町々を行く旅なので、その後の第2回、3回の宣教旅行に比べると、第1回目の宣教旅行では距離も回った町々も少ないのですが、やはりパウロの活躍の場所がそれまでのユダヤの町から、明らかにギリシアの町々になりました。この聖書箇所のところでパウロの名前が変わった大きな理由でありましょう。「パウロ」はヘブライ語読みの「サウロ」をギリシア語読みにした呼び名でした。  (牧師 中井利洋)