風信子だより

ここでは、仙台東教会が毎月発行している「風信子(ひやしんす)だより」を掲載しています。牧師や教会員の方の記事を中心にした月報です。

2017年07月23日 ( 日 ) 2017年度教師研修会報告


 
風信子便(ヒヤシンスだよ)り 2017年7月号 
  ~122~ 仙台東教会月報
   宣教部主催 2017年度「教師研修会」について

 いつになく七月から暑い日が続いています。すでにもう、夏バテになったという方もおられると思いますが、今後も暑さが続く予定です。水分補給と暑気対策を十分に注意しましょう。

 今月の大きな行事は、宣教部主催の「教師研修会」です。月末には、盒恭里さんのコンサートや、同じく宣教部主催の「礼拝と音楽研修会」もありますが、終わった行事としては、「教師研修会」です。この研修会には待望の台湾長老教会(PCT)から北海教区に派遣されたディヴァン・スクルマン宣教師を講師としてお招きしました。 私が北海教区の教職として過ごした年数は、わずか二年と五カ月でしたが、その最初の年2005年の九月にスクルマン宣教師は台湾からやってきました。ディヴァン宣教師の言葉にもありましたが、いったい彼女は何をしに来たのか、そのことから私たちは知る必要がありました。
 2005年、日本キリスト教団は台湾長老教会と宣教協約を結び、台湾原住民出身の宣教師を派遣して、日本全の宣教ばかりではなく、日本の少数民族であるアイヌ民族との交流をはかることが第一義的な目標でした。その使命を携えて、ディヴァン・スクルマン宣教師は北海教区に来られたのでした。少しも日本語のことを理解していなかったのに…。


 涙ぐましい努力でディヴァン宣教師は日本語を習得し、持ち前の意欲と人柄で多くの人々と交流し、北海教区の中でも貴重な人材となり、さらに様々な国の人々との交流を通して、宣教の幅を広げています。ディヴァン宣教師は、自分は英語を話さない宣教師であると宣言しています。言葉は、そこの言葉、英語ではなくその国の言葉で交わるべきだと主張します。国際会議においても、英語ではなく母国語で話します。彼女の母国語とは、台湾のブヌン族の言葉です。55万人、16ある台湾原住民(イェンツーミン)の中でブヌン族は3万人、75%はキリスト者、ディヴァン宣教師の村は100%がキリスト者。(台湾全体では、2300万人の3%がキリスト者だそうです。
 来仙した翌日七月二日は仙台東教会で「ハレルヤ」という題名で説教をしてくださり、「教師研修会」では「宣教師から見た日本の宣教の現状、課題、可能性」という題名の講演をしてくださいました。初めて聞くお話も多かったのですが、特に感動したのは、左の写真です。台湾最高峰「玉山(ぎょくざん)」のいただきに立つ重さ30キロの十字架、世界と台湾を祝福し、平和を願う十字架。台湾長老教会の人々が、3925メートルの玉山の頂上に十字架を建てる計画をしました。かわるがわる十字架を担いで登り、十字架を建て、祈りました。また、十字架を担いで二日がかりで下山したのです。帰り際に雲が晴れて撮れた奇跡の写真がこの一枚です。今、十字架は台湾長老教会の本部に置かれています。イエス様はディヴァン宣教師を通して、顕われました。力強い宣教の業は、一人一人と少しずつ積み上げた関係性。ディヴァン宣教師の気の遠くなるような宣教の道のりは、私たちの道のりでもあります。
ハレルヤ、主に栄光あれ!(牧師 中井利洋)
[バックナンバー]

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