風信子だより

ここでは、仙台東教会が毎月発行している「風信子(ひやしんす)だより」を掲載しています。牧師や教会員の方の記事を中心にした月報です。

2017年10月28日 ( 土 ) 創立122周年記念礼拝


 
       創立122周年記念礼拝

 1895年の10月24日の朝、仙台のあるところでアール・C・フライ宣教師とその年の初めに横浜で結婚式を挙げたばかりのギャレットさんは、日曜学校を行いました。20人前後の子どもと大人、そして「半ダースの赤ん坊」。初めてにしては、多くの子どもたちが参加していたんですね。それが、仙台東教会の始まりの日です。のちにフライ宣教師夫妻が始められた宇都宮市の日本基督教団四條町(よじょうまち)教会が編纂した「クリスチャン教会の歴史」によると、初めて日曜学校が行われたのは1895年11月24日であるという説もあり、残念ながら確定ができないのです。
 とにもかくにも122年前の日曜学校はどんな様子だったのでしょう。騒ぐ子どもたちにギャレットさんがお菓子を与えたというようなことも書いてありました。

 仙台東教会の122年目の朝も、日曜学校(教会学校)の礼拝が献げられました。小さい子はいませんでいたが、小学校4年生から6年生までの子どもたちが、小川美奈子先生からマルチン・ルターの話を聞いたのです。キリスト教の世界に「プロテスタント」教会が誕生した経緯を聞いたのです。いつものように真剣にお話を聞いていました。長年教会学校に出席している子どもたちです。彼らの心の中には。福音の息吹が育っているに違いありません。

 今年は、東北学院大学総合人文学科教授佐藤司郎先生に説教をお願いしました。先生には今年度から五城福祉会の評議員としてもご奉仕いただいています。しかし何と言っても説教塾の大先輩として、仙台に赴任して以来親しくお付き合いさせていただいています。また、今年度退官以後、来年度から宮城中地区内の教会の牧師として牧会の現場に戻ってこられることが決まりました。もっと身近で学ばせていただけるのではないかと思っています。
 創立記念礼拝では、詩編46編2−4節、ガラテヤの信徒への手紙第11章15,16節から「ただ信仰によって」と題して説教をいただきましたマルチン・ルターの生涯を手がかりにして、宗教改革500年の歩みを確かめる説教でした。また、「信仰義認」の意味を解いていただきました。
 ドイツ留学の時に、ドイツの教会では賛美歌を歌うときに座り、聖書の御言葉を読むときに立って読む。つまり日本の教会とは逆のことをしていたのですが、同室の若い神学生に聞くと、カトリックでは立って賛美歌を歌い、座って聖書朗読を聞くからだと理由を説明したそうです。 まさにプロテスタント(反抗)教会の面目躍如というところです。純粋な気持ちから、わき起こった疑問を「95ヶ条の提言」として、教会の入り口の貼り出したマルチン・ルターでしたが、「宗教改革」として歴史に名を残すことなど考えてもいなかったでしょう。
 22日の礼拝には、五代前の牧師の次女である千葉満恵さん、そして、満恵さんのお孫さんである飯島大夢さんも出席してくださいました。さらに礼拝中には、武部ノリさんの仙台東六番丁教会からの転会式も行われ恵まれた創立記念礼拝となりました。主なる神、そしてフライ宣教師ご夫妻に感謝する一日でした。(牧師 中井利洋)
[バックナンバー]

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