風信子だより

ここでは、仙台東教会が毎月発行している「風信子(ひやしんす)だより」を掲載しています。牧師や教会員の方の記事を中心にした月報です。

2018年11月18日 ( 日 ) ACC訪問団との交流


 
米国合同教会世界宣教局派遣訪問団
 二〇一三年のクリスマスに近い日、教会に外国からの荷物が届きました。ロサンジェルスに近いモンテベロー教会からの荷物でした。私は荷物を開けてこれは何か、としばらくのあいだ考え続けていたことを思い出します。何の前触れもなく、大量の数えきれないほどのクリスマスカードが届いたのです。たくさんのクリスマスカードは嬉しいというよりは、驚いたと言ってもいいでしょう。事前にこんなことをしていますから、いつかたくさんのクリスマスカードが届きますよ、と言ってくれれば心の準備もできたのですが、私たちはなぜクリスマス―カードが届いたのか、それをカードの内容から考えるほかなかったのです。何通も読んでいくうちに(英語で、しかも個性的な字体だったので解読は難しかったですが)何となく、アメリカの教会が「3.11東日本大震災」の被害を受けた日本の教会に向けて、主イエス・キリストのご降誕を祝うとともに、教会と私たち自身を励ましてくれている、そんな内容のように思えました。とにかく、小さい子が書いたらしいカードや牧師さんが書かれたものまで多彩な内容だったのです。やがて、それらのカードは、米国合同教会のジェフリー・メンセンディーク宣教師が仲立ちをしてくださり、多くの教会から東北教区の教会に送ってくださるよう手配したサプライズでした。
 仙台東教会では、教会員の皆様に呼びかけて、英語でお返事を書ける人はそのように、英語が得意でない人は日本語で、クリスマスカードの返事を書くことになりました。一カ月近くかかって、何通かのクリスマスカードを書いて送ることができました。二〇一三年のクリスマスには、モンテベロー教会から届いたクリスマスカードを手に取って、全員写真も撮ったことを思い出します。アメリカまでメッセージが届くようにと教会員の方々の笑顔が素晴らしかったです。
 二、三年そんなやり取りが続きましたが、二〇一五年の夏には、なんとクリスマスカードではなくて、モンテベロー教会の教会員の皆様が来てくださいました。前年に仙台に行きますよ、という予告の手紙はあったものの半信半疑だったのですが、一五名の方が来てくださいました、日系の方もおられましたし、そうでない方もおられました。この時は説教を英訳していただき、英語の礼拝を献げたことも思い出です。また、礼拝後には音楽の献げものもいただきましたし、愛餐を共にしました。上手に箸をお使いになるし、そのとき一番喜ばれたお料理が、お赤飯とおこわだったことを覚えています。もちろん、教会員の皆様の心づくしに舌鼓を打っていただきました。
 そして三年後の七月、教区の世界宣教担当者から、今度UCC(米国合同教会)の訪問団がぜひ仙台東教会の礼拝に出席したいという申し出があり、9月にはジェフリー宣教師からも依頼が届きました。親しくお話しした日系四世のマイク岡村さんを始め、牧師さんを含め一〇名の方が来られるということでした。
一一月四日の朝、「陸前原ノ町駅」までお迎えに行き、無事全員が礼拝に出席されました。前夜の二一時に成田に着いたということですが、礼拝に引き続き、愛餐の時も過ごすことができました。目に見える贈り物もいっぱい、目に見えない贈り物もいっぱいいただきました。今度は私たちがロサンゼルスを訪問するという約束をしてさよならしました。
(牧師 中井利洋)
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ACC訪問団との交流
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