虐待された子どもは、保護者との信頼関係が損なわれているので、周囲の人に対して不信感や警戒心を持ち、他人とのコミュニケーションがうまくとれません。私たちは、虐待されている子が身体的、心理的にも傷を受けていることを十分に理解したうえで、子どもと接していくことが大切です。
●保育園にいる間は、子どもにとって「安心できる場、この人といれば安心」といった気持ちになれるように、やさしい声かけや軽いスキンシップをします。
●「自分は悪い子」と自分を責めている場合があるので、愛されている実感がもてるようにします。
●自分の感情を自由に出すことを抑えられているので、喜怒哀楽を促します。保育者のほうから笑いかけたり、子どもが泣いたり、暴れたりしてもその全てを受けとめ、じっくりと関わります。
●虐待が悪化したり、再発した時に子どもが自ら信号を出せるように教えます。普段から「困ったときは、先生になんでも言ってね。」ということを繰り返し伝えておきます。 |